福島県で結成をしたGReeeeNが「星影のエール」など楽曲を通して日本中の人たちを元気にした功績が「福島県民として誇らしい」と高く評価をいただき、「第31回みんゆう県民大賞・芸術文化賞」を受賞のお知らせを主催の福島民友新聞社から5日付で発表となりました!
以下、選考理由となります。
評価の決め手は何と言っても2020年のNHK朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」をヒットさせ、福島への注目度を高めたこと。福島民友によると東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの再生復興に奮闘してきた福島県民にとって、GReeeeNの歌声は優しく、そして背中を押してくれる応援ソングとして支えになってきたという。
選考委員会では「朝ドラ『エール』で作曲家古関裕而をクローズアップし、若い人の心がかきたてられたのはGReeeeNの歌の効果が大きい」「新型コロナウイルス感染症など暗い話題が多い中で朝に明るさを提供してくれた」など称える意見が相次いだとしている。
◆GReeeeNから受賞にあたってのコメント
大変名誉なことでありがたく思っています。
僕たちにとって福島は故郷です。あたたかな人々や自然豊かな風土に囲まれる福島で結成できたことは誇りです。
福島で過ごす皆様、訪れた方にとって、愛され続ける場所であってほしいと願い、その想いを届け続けていきたいです。
◆みんゆう県民大賞とは・・・
福島県の地元紙・福島民友の創刊110周年を記念して1989(平成元)年度に創設され、今回が31回目。
福島県の発展に功績のあった県民や県出身者、ゆかりの団体を対象に表彰する制度で、「芸術文化」「スポーツ」「ふるさと創生」の3部門がある。審査は福島県の副知事をはじめ教育、産業、福祉など各界の代表者による選考委員会により厳正に行われた。
芸術文化賞はこれまで、俳優の西田敏行さん(郡山市出身)、詩人の和合亮一さん(福島市)ら、福島県民が誇らしいと思う実力者が数多く受賞している。
今回のみんゆう県民大賞ではほかに、スポーツ賞にバドミントン混合ダブルスで全英オープンを制し東京五輪代表確実の東野有紗さん、渡辺勇大さん(富岡高卒、日本ユニシス)のペア。ふるさと創生賞に、芥川賞作家で震災後は被災地で支援活動や文化発信に力を入れている作家の柳美里さん(南相馬市)と、震災後に被災地に入り医療活動で被災者を支えてきた福島医大教授の坪倉正治さんが選ばれた。
福島民友新聞社Webニュースサイト
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210505-612049.php
2021年05月05日